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新Presidentへの引き継ぎ
8日間にわたって行われたWGAのExecutive Board Electionの幕が閉じた。激戦を勝ち抜いて見事当選を果たしたのは、Daniel Kim率いるSlate of the Union。Danielは一年生ながら、今年のWGAでもBusiness Managerの要職を務め、WGAとアウトドアブランドのパタゴニアとの提携による大ヒットフリースなどを実現させたアイディアマンだ。気心も知れているし、実行力を伴った素晴らしいPresidentになるだろう。

正式な交代は、春休み明けのQuarter4から。但し、彼らは一週間のうちに34名の次期Executive Councilのメンバーを選ぶいわゆる「組閣」作業に着手しなくてはいけない。ECの人気ポストには大勢の志望者がピカピカのResumeを抱えて応募してくる。それを一つ一つ丁寧に読み比べながら、ベストな陣容を決めていくのは本当に大変な作業だ。去年の今頃、うちのリビングで幾夜も夜中のミーティングを重ねながら慎重に人選を進めていったのを思い出す。

開票の翌日、早速うちで朝食をとりながらDanielと簡単な引き継ぎを行った。といっても、これは何度も行う引き継ぎの第1回で、とりあえず当面最低限必要な知識を伝えるのが精いっぱいだ。もう食事も終わってコーヒーを飲み始めたころ、Danから唐突に

"What is the most important thing to remember as the President?"

と尋ねられた。少し考えを整理しながら一年を振り返ってみた。

Presidentの仕事の要諦はざっくり言ってしまえば三点、すなわちInspire, Delegate, Remindの三点に尽きる。まず、Inspireすること。一緒に仕事をする34名のExecutive Councilメンバーを始め、彼らの監督下に広がる百以上のクラブや学生団体を一つの方向に向けて一年間引っ張り続けていくためには、いろんな方法でCommunity 全体のやる気を引っ張り出していかなくてはいけない。ビジョンを語るもよし、広く意見をくみ上げるもよし、recognizeして褒めちぎるもよし。工夫を重ねながら組織の一人一人にやる気になってもらうことがとても大事だ。でも、これがなかなか簡単ではない。苦労しながら自分の個性にあったスタイルを見つけるしかない。

次に大事なのはDelegateすること。Presidentが自分で多くの仕事を抱えていては何も進まなくなってしまう。仲間もやる気をなくしてしまう。ペットプロジェクトでも、優秀な仲間に遠慮なくお願いして、彼らにどんどん進めていってもらうに越したことはない。自分の経験からの反省だ。今年一度だけ、僕は特定のプロジェクトに深入りしすぎたことがあった。例の授業評価開示に関する思い入れの強いプロジェクトだ。結果としてそのプロジェクトは成功したものの、その間ほかのことに手が回らなくなったあげく、途中で誰かに引き継ぐわけにもいかず本当に怖い思いをした。これはいけないと悟り、以降、大事なこともできるだけ人にお願いするように徹してきた。明るく、かつ、厚かましくお願い上手になるのはこれまた慣れるまで大変だ。でも、組織を動かしていくうえではとても大事な素養だろう。

最後に忘れてはいけないのはRemindすること。どんなに優秀な仲間も残念ながら必ずどこかで見落としをするし、忘れたりする。授業が忙しかったりほかの用事があれば、うっかりミスも増えてくる。個別案件の内容については「些事構うべからず」でもよいが、プロジェクトの進捗はしっかり把握しておくことが大事だ。ちゃんと注目していることを知ることは、翻ってInspire力につながる場合もある。「あれ進んでる?」「これ、手伝おうか?」うっとうしがられるかなと気を使いながらも、明るくしつこくremindをすることの難しさと大事さを一年間で嫌というほど学ばせてもらったものだ。

膨大な引き継ぎに忙殺されているDanに、僕の話がどこまで伝わったかはわからない。でも一年前、右も左もわからず混乱していた自分と比べれば、目の前の後継者はよほどしっかりしている気がして頼もしい。

新Presidentの明るい前途とWhartonの健全な発展をあらためて願う。

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【2010/03/01 16:18】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
春の日のSloshball
春休みが明けると共に、急にフィラデルフィアも明るくなった。

天気がいいので、久しぶりに家族と街中を散歩したところ、一時間程度の間にWharton生5,6人と行き違った。みんな春の陽気につられてか、明るい色のポロシャツや短パンなど春/夏物を引っ張り出してきて嬉しそうに歩いている。今年は歴史的な寒い冬だったのが嘘のようだ。

さらに足を延ばすと、スキューキル川沿いの公園で40人ほどのWharton生がSloshballを楽しんでいる。Sloshballというのは、いわゆるキックベースの大人版。二塁に大きなビールの樽が置かれていて、守備は全員片手にもったビールをこぼさないようにプレーしなくてはいけない。目ざとい友人らに呼び止められ、少しだけ参加させてもらった。大きな赤いゴムボールが青空に舞い上がり、ビールをもった大人達がこれをさわやか(?)に追い掛けまわしている。あと2カ月でこの特別な環境にお別れをしなくてはいけない。そんな現実を頑なに受け入れまいとするかのように、誰もが少しだけムキになって残された一日一日を全力で味わい尽くそうとしているかのようだ。

いよいよ僕らにとって最後のフィラデルフィアの春がやって来た。

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【2010/03/20 14:13】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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