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ボストンの熱気
毎年10月末に、ボストンで日本人留学生を対象としたキャリアフォーラムが開かれる。延べ20000人を集客するというこのイベントをこの目で確かめるべく、フィリーズ優勝パレードを泣く泣く断念して、ボストンに来てみた。

久しぶりのボストンの町は紅葉の真っ盛りで、色とりどりの木の葉のバックに、ハドソン川がまぶしくきらめく。道幅も広く、建物もどこか新しく、我らがフィラデルフィアに比べてとても清潔でモダンな雰囲気が漂っている(でも、そんな雑多なフィリーが個人的には気に入ってるのだが)。タクシーの運転手さんの話では、ボストンはこの不況下でも全米で地価が上がり続けている二つの町のひとつらしい。町ゆく表情にもどこか明るさが感じられる。

キャリアフォーラムでは、巨大なコンベンションセンターに数百社のブースが立ち並び、真っ黒のリクルートスーツに身を固めた学生たちが早足で歩き回る。その光景はさながら築地のせり市。意外なことに、日本銀行や国交省などお堅い公的機関も貪欲にボストンまで来てリクルーティングの屋台を出していた。

大手コンサルティング会社のリクルーターとして参加していた大学の同級生の話によれば、最近は日本人のMBA学生は急激に数が減っているとのこと。そのため、フォーラム採用側の主眼は、優秀な学部生に比重を移しつつあるそうだ。かつては東大や慶応に集中していた日本人の優秀な学部生達が、最近はハーバードやコロンビアなど米国のundergraduateにどんどん飛び出しているのだそうだ。

日本の大学教育は国際競争力がないといわれて久しい。テニスコートと学食ばかりを往復していた自分にそれを批判する資格はまったくないが、多くの学生たちがシビアに国内の学部教育の実態を見据え、冷静に見切りをつけはじめているのはなかなか重い現実だ。

ただ見方を変えれば、単身海外チャレンジに挑むたくましい学部生が増えている事実は、明るいニュースともいえる。外国の大学教育の恩恵にあずかりながら、日本社会自体に見切りをつけるのではなく、卒業後は日本に戻ってでかい仕事をしてやろうという意欲に溢れている学生たち。彼らUターン組が今後ぐいぐいと日本ビジネスの牽引エンジンを担っていく予感がする。

boston autumn

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【2008/10/30 23:50】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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