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ピットから見上げる舞台
Wharton で年間を通じて最大のイベントといえば、何といってもWharton Follies. 1000人を収容するAnnenberg Theatreで合計4公演も行う本格的なコメディミュージカルだ。基本的にはビジネススクールのカリキュラムを皮肉ったり、就職で悩む自分たちを笑ったりと言った明るいユーモアをベースに、個々人の恥ずかしいスキャンダルネタを絡めたブラックユーモアでピリッとスパイスを利かせたような感じの仕上がりになる。下ネタも満載だ。いい感じに酔っぱらったオーディエンスも一体となって独特の熱狂が会場を包む。

去年は観客席であっけにとられて見ていただけだったが、今年は縁があってフォリーズバンドの一員として参加することになった。3時間にわたる公演の音楽は全て生演奏。去年も舞台真下のオーケストラピットから次々と軽快なナンバーを届けていた。オーディションを経てなんとかアルトサックスを担当することになったのだが、僕以外はほぼ全員セミプロレベルの実力者揃い。7種類の楽器をこなすバンドリーダーのForestをはじめ、Broadwayでクラリネットを何年も吹いていたDillenなど、なんでこんな連中がビジネススクールに来ているのか首をかしげたくなるほどの強烈なメンバーがそろっている。一緒に演奏させてもらえるだけで光栄だ。

Folliesの一員になって一番驚いたことは、そのプロダクションの規模の大きさだ。舞台でスポットライトを浴び続ける15人のキャストチームのほか、数か月にわたり脚本を書き上げるWriterチーム、衣装を用意するCostumeチーム、ロジスティックスや経理を担当するプロデューサーチーム、さらにはリハーサル用の食事のデリバリーなどを担当するチームなどもある。総勢100人近く。普段は目立ちたがり屋な大勢のWharton生たちが、黙々と裏方に徹して一つのショーを作り上げていくその凄みはすさまじい。スポットライトの当たらないところで汗をかくことを厭わない彼らの姿勢の中に、Wharton流リーダーシップの一つの特色を見た気がした。

我々の演奏するオーケストラピットからはあいにく舞台は見えない。しかし、観客席はよく見える。たまたま渡米している母と妻が観客席から不安そうにこちらを見下ろしているのが目に入ったが気にしない。オープニング曲のマイケルジャクソンのBeat Itと共に会場が大きな歓声に包まれていく。

さあ、いよいよ開演だ。

follies3_small.jpg
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【2010/02/18 14:36】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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